- 受付終了
「日本の佳い肉」を学ぶ1DAYコース
2021年11月22日(月曜)
Curriculum
カリキュラム説明
11.22 MON 18:00-19:30
JR新大久保駅直上のフードラボ「Kimchi,Durian,Cardamom,,,(通称:K,D,C,,,)」では、⾷のプロフェッショナルが、「フードビジネス」「食の未来」「多⽂化共⽣」の3つのテーマで「学びの場」K,D,C,,, Food Collegeを“ほぼ”毎週⽉曜⽇に開催します。グローカルな視野と視点で、これから⾷でチャレンジしようとしている⼈々がここで学び、つながり、成⻑していくサポートを⾏います。
11月のマンスリーコースは「日本の佳い肉」。日本の「肉ブーム」は、人気の肉は変遷しながら10年以上前から今も続いています。そんな中、欧米では拡がる畜産への批判と代替肉への転換という動きが出ています。そこではどんなことが議論されているのか、日本人である私たちは今後、畜産やお肉に対してどのような態度をとるべきなのかを考える講演を実施します。
講師は、やまけんさんこと山本 謙治さん。講座の前半を「温室効果ガス削減と畜産と代替肉」、後半を「私たちが選ぶべき肉とはなにか」に分けて、22日(月)18時00分~19時30分まで。いつもの1時間から1時間30分に拡大してお送りします。
当日、K,D,C,,, Food College会場では、山本 謙治さん著書「炎の牛肉教室!」の販売も行います。
・主催
KDC(株式会社オレンジページ)
講座内容
【「日本の佳い肉」内容】
◆前半「温室効果ガス削減と畜産と代替肉」
18:00~18:45
▲代替肉ハンバーグ
◆後半「私たちが選ぶべき肉とはなにか 」
18:45~19:30
▲音別町放牧場
▲環境にやさしい食べ物でないと生き残れなくなる!?
今、環境負荷の面、特に温室効果ガス排出の側面や、アニマルウェルフェアといった観点から畜産に厳しいまなざしが向けられています。この流れは、畜産物への依存度が日本より断然大きい欧米で始まったもので、日本人からみればやや唐突であり、過激な動きに見えるかもしれません。実際、多くの日本人が「いったいなぜ?」と感じていることでしょう。そこで本講義の前半「温室効果ガス削減と畜産と代替肉」では現在、欧米でどのようなことが議論され、問題視されているのかを簡潔に整理します。
そして、残念なことに日本の畜産は欧米で拡がる動きにはなかなかついて行けていません。後半の「私たちが選ぶべき肉とはなにか」では、日本の畜産がどのような問題に直面しているかを明らかにし、私たちが胸を張って食べられるお肉って、あるの?ということにも触れていきます。
講師紹介
- 農畜産物流通コンサルタント&農と食のジャーナリスト
- 山本 謙治さん
- 1971年 愛媛県生まれ埼玉県育ち
高校時代に有機農業と出会い、大学時代にキャンパス内に畑を開墾して野菜を生産。大学院修士課程卒業後、大手シンクタンクに就職、電子商取引のコンサルティングに従事。その後、青果物流通業を経て2004年に(株)グッドテーブルズ設立。農業・畜産分野での商品開発やマーケティングを実施する。その傍ら日本全国の佳い食を取材し、一般に伝えるジャーナリスト&フォトグラファーとして活動をしている。出張で全国を周り、地域の郷土料理や特産物に出会い続けている。
ここ15年の活動の主軸は「倫理的な牛肉」。持続的な牛肉を求めて赤身肉・熟成肉の研究を料理人と行う「赤肉サミット(2010~2014)」を主催。2007年より日本の和牛品種「短角牛」の母牛を所有。放牧と未利用資源を多給して育て、肉にし、販売するとことまでを行う過程を書籍化した「炎の牛肉教室」を発表。日本の畜産のあるべき姿を提起する。
2020年、北海道大学大学院の坂下研究室にて博士号(農学)を取得。エシカル(倫理的)フードを発掘し評価、応援する活動をこれからの主軸に据えていく。
個人ブログ「やまけんの出張食い倒れ日記」:https://www.yamaken.org/
オンラインメディア「エシカルはおいしい‼」:https://www.ethicalfood.online/
- 山本 謙治さん
開催概要
開催期間: | 2021年11月22日(月曜) |
---|---|
参加費: | 会場参加:2000円(税込)/オンライン参加:1000円(税込) |
開催場所: | JR新大久保駅ビル3F Kimchi,Durian,Cardamom,,, |
定員数: | 会場参加:10名 オンライン参加:制限なし |