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日本を代表する製菓メーカー・㈱ロッテの挑戦と革新
食のコワーキングスペースK,D,C,,,は、「食」に関連する企業とフードチャレンジャーの出会いの場を創出し、新たな食文化を共創するコミュニティを形成する場。今回は、多彩な製品ラインナップと革新的な取り組みで業界を牽引する株式会社ロッテ様(以下、敬称略)をご紹介します。
ロッテと新大久保の歴史的なつながり

(写真中央)当時のロッテ新宿工場 、(写真右奥)新大久保駅方面
ロッテは1948年に設立された日本を代表する製菓メーカーで、現在は東京都新宿区に本社を構えています。創業の地は東京都杉並区・荻窪で、その後、本社を現在のK,D,C,,,と同じ新大久保に移し、創業者である韓国出身の重光武雄氏が近代的なガム工場を開設しました。1948年という年は、戦後復興が進むなか、世界が再建に向けて動き出していた時期でもありました。工場の開設によって雇用が生まれ、従業員のための宿舎(寮)も工場近辺に建てられることに。その結果、韓国人コミュニティが拡大するきっかけとなり、現在の新大久保が日本屈指のコリア・タウンとして知られる存在へと成長を遂げたのです。
国民的ヒット商品がずらり! ロッテの多彩なラインナップ
創業以来順調に成長を遂げたロッテの代表的な製品には、「キシリトールガム」「ガーナチョコレート」「コアラのマーチ」「雪見だいふく」「クーリッシュ」など、誰もが一度は口にしたことがある製品ばかり。バリエーションに富んだ製品は、子どもから大人まで幅広い年齢層に親しまれています。特に「キシリトールガム」は、歯の健康をサポートする機能性商品として長年市場をリード。「雪見だいふく」は、日本独自の“もち”文化を活かしたアイスクリームとして、発売から40年以上経った今も愛され続けています。
お菓子はもっと自由に! 進化し続ける市場とロッテの対応
そんななか、近年のお菓子市場にも変化が──。お菓子は「子どものおやつ」というイメージから、「大人の嗜好品」へとシフトし、健康志向の高まりや、ライフスタイルの多様化に伴い、お菓子を楽しむシーンも変わりつつあります。
ロッテはこうした市場の変化に対応するため、機能性食品やご褒美スイーツなどの新たなカテゴリーの開発に注力。消費者のニーズを的確に捉え、時代に合った商品を生み出し続けています。
変わらぬおいしさ、新たな価値──ロッテが仕掛ける次の一手
定番商品の改良を重ねる一方で、新たな市場を開拓する挑戦も続けているロッテ。近年、特に注目を集めているのが「生 チョコパイ」です。
「生 チョコパイ」は、従来のチョコパイをチルドデザートとして開発した商品で、よりしっとりとしたスポンジとたっぷりのクリームが特徴です。発売後、瞬く間に人気を集め、初のチルドデザート市場への進出を成功に収めました。
また、「クーリッシュ フローズン レモンサワー・グレフルサワー」などのフローズンアルコールドリンクも登場。フェスやキャンプなどアウトドアシーンでの需要を取り込み、新たな楽しみ方を提案しています。
次なるブームはここから生まれる──ロッテの未来戦略
「おいしさ」と「楽しさ」を提供し続けるため、既存のブランド価値をさらに高めつつ、新技術の導入や新市場の開拓に積極的に取り組むロッテ。その積極的な姿勢が、これからのお菓子業界にどのような影響を与えるのか、今後の展開にますます注目が集まります。新大久保という文化が交差する場所から生まれた革新と挑戦は、K,D,C,,,で展開される新たな食の創造にも通じるものがあるかもしれません!
具体的なお話をしてみたい方や気軽な相談をしたい方は、ぜひ下記お電話番号またはサイトのお問い合わせページにお問い合わせください!
ロッテの人気商品の開発秘話「ロッテが挑む新市場──「生 チョコパイ」誕生の舞台裏」もぜひご覧ください。
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K,D,C,,,4F コワーキングスペース
〒169-0073 東京都新宿区百人町1丁目10−15 JR新大久保駅ビル4F
電話番号 : 03-6279-3908
(月‐金曜日※年末年始・祝日除く 9:00 – 18:00)
メール : kdc@kdc-foodlab.com
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