食べればわかる、持続可能な地球をつくるプラントベースフード
Lab Report
イベント概要
いい肉?の日イベント
-プラントベース食材を体験して語る会
主催:オイシックス・ラ・大地株式会社
開催期間:2021年11月29日(月)
イベント詳細
11月29日は、「いい肉の日」。有機や特別栽培野菜など、安全性に配慮した食品を提供するオイシックス・ラ・大地が、環境や健康にやさしいプラントベースフード(植物肉)の魅力を体感するイベントを開催しました。イベントの第1部では、それぞれの事業でプラントベースフードを扱うネクストミーツ(株)、モスフードサービス(株)、グリーンカルチャー(株)の3社が参加し、試食体験や昨今のプラントベースフード事情についてのトークセッションが行われました。
日本では一般的に知られる代替肉の加工品といえば大豆ハンバーグなどですが、アメリカではジューシーなステーキやスライス肉などのほか、鴨やシカ、イノシシなどのジビエ肉、生で食べられる代替肉、さらには魚介類や乳製品、卵類なども植物由来の原料により代替化が進み、プラントベースフードの世界は広がってきています。しかしながらオイシックス・ラ・大地のアンケート調査では、国内の一般の消費者は、プラントベースフードを食べたことがないという回答が多く、トークセッションでは日本の家庭の食卓に受け入れてもらうための味やネーミング、価格などについても意見が交わされていました。
日本の食文化の中ではまだまだその認知度の低さが課題となっているプラントベースフードですが、それでもイベント当日は15社のメディアや、ビジネストレンドに関心の高い企業なども多く来場し、近年の地球環境課題や健康志向から国内でも注目度が高くなっている様子がうかがえました。第2部の試食会では、ネクストミーツの「NEXTカルビ2.0」、モスフードサービスの「グリーンバーガー」、グリーンカルチャーの「グリーンミート」を使った焼売などが提供され、プラントベースフードの想像以上のおいしさに感嘆の声が上がるなど、会場は盛り上がりを見せていました。
オイシックス・ラ・大地は、今回のイベントを通して「まずはプラントベースフードがおいしいものだということを知ってもらいたい」と、新しい食文化の交流拠点であるK,D,C,,,のシェアダイニングを利用しその魅力を発信しました。日本人の嗜好に寄り添った商品を試食してもらうことで、「肉の替わり」ではなく「おいしいもの」の選択肢を増やし、さらには地球環境などにも配慮した持続可能な暮らしを提案する。まさにこれからの最先端な食のカルチャーが発信されたイベントでした。
【オイシックス・ラ・大地】 |
「これからの食卓、これからの畑」を企業理念に、食に関する社会課題をビジネスの手法で解決することをミッションとしている。安全性に配慮した食品の提供と、新しい食の体験・サービスを提供。 公式URL:https://www.oisixradaichi.co.jp/ |