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エスビー食品の挑戦!100年企業が描く「食の未来」

2025.05.12

食のコワーキングスペースK,D,C,,,は、「食」に関連する企業とフードチャレンジャーの出会いの場を創出し、新たな食文化を共創するコミュニティを形成する場。今回は、日本のスパイス・ハーブ市場をリードする老舗企業、エスビー食品株式会社様(以下、敬称略)をご紹介します。

時代とともに進化するエスビー食品の歩み

エスビー食品は、1923年の創業と同時に日本で初めてカレー粉の製造に成功し、以来、カレー粉や香辛料の製造・販売を通じて日本の食卓に多彩な味わいを届けてきました。1966年には即席カレー「ゴールデンカレー」を発売するなど、日本におけるスパイス文化の定着にも大きく貢献。現在では、スパイス&ハーブのパイオニアとして、多くの家庭や飲食店で親しまれています。

現在は「食卓に、自然としあわせを。」を企業理念に掲げ、伝統を守りながらも新しい食の可能性を追求し続けています。健康志向の高まりや多様化する食のニーズに応えるため、環境負荷の少ない原材料の活用や、フードロス削減につながる商品開発にも力を入れています。

ロングセラーから最新トレンドまで!エスビー食品の商品開発

長年培った商品企画のノウハウを活かし、消費者のニーズに応じたヒット商品を生み出し続けるエスビー食品。近年特に注目されているのが、「本鶏だし」です。通常は廃棄される国産鶏の素材を活用し、鶏のうま味を凝縮させた濃厚な白湯スープは、食品ロス削減の観点からも注目されています。

また、エスニック料理人気の高まりを受け、ココナッツミルクや生春巻きの皮などの売れ行きも好調です。さらに、2008年に発売された人気商品のひとつ「マジックソルト」も新フレーバーを展開し、家庭でのシーズニング活用をさらに広げています。消費者が手軽に本格的な味わいを楽しめるよう、常に新しいアイデアを取り入れています。

食の未来を切り拓く「食文化未来研究所」の取り組みとは?

2021年に設立された「食文化未来研究所」は、食の長期的課題や文化の進化を探索し、新たな価値を提案するエスビー食品の部門です。未来の食文化のための知の探索をテーマに掲げ、スパイスやハーブの可能性を広げるための探索・実証を行っています。

この研究所のユニークな点は、社外のプレイヤーとも積極的に連携し、食の未来を共創する姿勢にあります。例えば、時にはエスビー食品という社名を前面には出さずに新商品のテストマーケティングを行い、消費者のリアルな反応を収集。これにより、ブランドの枠を超えた柔軟な発想の商品開発が可能になっています。

また、国内の社会課題の解決にも力を入れており、大分県や徳島県でのスパイス栽培プロジェクトなど、地域と連携した取り組みを推進中です。

なぜK,D,C,,,に参画?食文化未来研究所の狙い

そんな食文化未来研究所がK,D,C,,,に登録した背景には、外部ネットワークを広げるための拠点を探していたことがありました。本社の枠を超えて、新しい発想を得るためには、多様な食のプロフェッショナルが集まる場が不可欠でした。

K,D,C,,,のコミュニティには、スタートアップや大企業の新規事業開発部等が集い、新たな食の価値創造に挑戦しています。その環境に魅力を感じ、食文化未来研究所も参画を決定。スパイスワークショップなどK,D,C,,,のメンバーとともに、食の未来を形作るコラボレーションを生み出しています。

未来へのビジョン——食卓をもっと楽しく、もっと豊かに

エスビー食品は、伝統の技術を大切にしながらも、時代に合わせた新しい挑戦を続けることで、より多くの人に「食の楽しさ」を届けています。

食卓に欠かせないスパイスやハーブを通じて、料理の幅を広げるだけでなく、環境や健康に配慮した食の選択肢を提供するエスビー食品。これからも、食の未来を見据えたさまざまな取り組みに注目です!

 

【問い合わせ】
K,D,C,,,4F コワーキングスペース
〒169-0073 東京都新宿区百人町1丁目10−15 JR新大久保駅ビル4F
電話番号 : 03-6279-3908
(月‐金曜日※年末年始・祝日除く 9:00 – 18:00)
メール : kdc@kdc-foodlab.com
問い合わせフォーム:お問い合わせ » キムチドリアンカルダモン – KDC