Event&News
- 4Fコワーキングスペース
- イベント
- お知らせ
【イベント】音楽を食べて体感する実験イベント「味覚音楽」
11.10 Fri
音楽を食べて体感する実験イベント
味覚音楽は音楽を「耳で聴く」だけでなく「見る」「さわる」「感じる」など、全身で音楽空間を体感し、そのときの感情を料理(味覚)で再表現する実験的なイベントです。音楽に触れた瞬間の感情を、味覚で再表現するプロセスのなかで、参加者それぞれの多様な認知や思考、異感覚の面白さに注目しています。経験したことのない音楽の受け止め方をしたり、感情を再表現するプロセスのなかで音楽のもつ価値や、他者の考え方にふれることで、ちがいのもつ面白さに気づくことができます。
イベント概要
音楽を食べて体感する実験イベント『味覚音楽』
■開催日時 2023年11月10日(金) 18:20〜22:00(18:20受付開始 / 18:30イベント開始)
■開催場所 新大久保駅ビル4階「K,D,C,,,」 (東京都新宿区百人町1-10-15)
■対象 25名
■参加料 5,000円(税込)
■参加方法 事前予約制。下記応募ページ(Peatix)よりお申し込みください。
https://peatix.com/event/3728868/view
体験の流れ
味覚音楽の体験は、「音楽を感じる→感情を共有する→別の感覚に置き換える」を体現するため、次の3つのステップで設計しています。
体験1)音楽を全身で感じる
音楽を耳で聴くだけでなく、歌詞を読む、楽器に触れる、寝そべって振動を感じる、後ろから覗くなど、アーティストの表情や身振りをを見る、音楽ライブでは体験したことのない体感に挑戦。
体験2)感情を画や言葉で共有し、料理のレシピをつくる
音楽で感じたことをグループワークで共有。その際ファシリテーションを勤めるのが料理スタッフ。みんなの異感覚なコメントを取り入れながら、料理のコンセプト・レシピを作成。
体験3)実際に料理をして、食べたときの「感情」と向き合う
実際に料理を行う。食材えらび、切込みの入れ方、火の通し方、混ざり合う感じなど、様々な工夫で音楽体験を再現。
参考:テスト実施のレポート https://lab.2ngen.jp/reports/mikaku-ongaku
音楽バンドLIVE
Yuglet Waterloo Jug Band(ユウグレ・ウォータルー・ジャグバンド)は、主に関東近郊を拠点に活動するジャグバンドです。
ジャグバンドとは、今から100年以上前にアメリカで生まれた演奏のスタイルで、ギター、バンジョー、マンドリンなどの他に、タライのベースや、洗濯板のパーカッションなど、生活用品で作られた楽器を使って演奏するバンドのことです。
あまり聞き馴染みのないジャンルの音楽かもしれませんが、身の回りの物を使って演奏をするジャグバンドは、実はとっても身近な音楽とも言えるのではないでしょうか?皆さんも普段の暮らしの中で楽器になりそうな物を探してみるのも楽しいかもしれませんよ。
■メンバー紹介
りゅう(マンドリン) / しばてぃ(タライベース/スプーンなど) / けんたろう(ギター) / かみ(バンジョー) / ゆり(クラリネット) / りっちゃん(洗濯板)
主催者よりコメント
武藤紗貴子(株式会社人と音色)
人と音色は発達に特性のある子どもたちの音楽教室『ツナガリMusic Lab.』を運営しています。教室には様々な特性をもった生徒が在籍しており、中には”発話がなく、言葉での意思疎通が難しい”生徒さんもいらっしゃいます。しかしその子どもたちとも、音楽を通じて「あ!いま、確かに心が通じている」と感じる瞬間があります。音楽だからできること、がまだまだあると感じています。感情と直結する音楽の新しい体験価値を、皆さんと見つけられると嬉しいです。
尾中友哉(NPO法人Silent Voice)
私はこれまで、多数派の聞こえる人々が聞こえない人に「音楽を押し付ける場面」をたくさん見てきた気がします。また自分自身もそうであったかもしれません。そしてそれは、悪意のない「良かれと思って」というものがほとんどでした。そして根底には、聞こえる人々が聞こえない世界を体験できないがゆえの想像力の届かなさがあるのです。それは逆にも同じことが言えると考えます。お互いの想像力が届かない部分の交流に新しい可能性を感じています。
企画・プロデュース
株式会社人と音色
人と音色は「ちがいに、耳を傾ける。」をテーマに、ひとりひとりの「ちがい」と向き合う教育研究チームです。学校や家庭、地域の習い事教室などあらゆる場所が子どもたちにとって「安心して挑戦できる場所」となるように、障害児教育の専門家として地域の人びとと力をあわせ「挑戦のユニバーサルデザインに向かって活動しています。
NPO法人SilentVoice
「”音のない声”を社会のなかで見える化したい」Silent Voiceの社名にはそんな想いが込められています。 「聞こえる聞こえない」という違いに向き合い、実際に様々な課題を解決してきた私たちにしか提供できない価値を追求することで、コミュニケーションの壁とたたかう人たちの力になりたいと考えています。
STUDIO HOLIDAY
企業ブランディングからキャラクター開発、サービス開発のコンサルティングまで。課題の本質を見極め、クリエイティブに解決するデザインスタジオです。
株式会社人間
「面白くて 変なことを 考えている」をモットーに、ジャンルの枠にとらわれないアイデアをつくるコンテンツ制作会社。キャンペーン、グラフィック、イベントなど大手企業の広告や、Webメディアの運営・記事制作、社会課題や地方創生に関する取り組みまで、やりたいことはやってみる、やる気のある会社です。
イベントに関するお問い合わせ先
響感覚プロジェクト 窓口 武藤崇史 muto_t@hitoto-neiro.jp